- 912 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/03/21 01:28 ID:???
- −昼休み−
智 「そういう訳で!最強を目指してみたいんだがっ!!」
よみ「…弁当くらい静かに食えよ。」
智 「とりあえず、馬鹿を見る様な目で私を見る眼鏡を倒すには、どうすれば良いかー!?」
よみ「………。」
智 「何か良い知恵は無いか?大阪。」
よみ「自分で考えろよ。」
大阪「あ〜、よみちゃんて甘いもん好きやろ?ほんで辛いもんも好きやろ?せやったら苦いもんなんてどうやろ?」
智 「おぉ!例えば!?」
大阪「え… 苦いもん…と… 言えば…」
智 「言えば!」
大阪「ゴーヤ……」
智 「あぁ!苦いなそれは!」
大阪「チャンプルー…」
智 「それじゃ美味しいだろ!?」
智 「うーむ、判っていた事だが、大阪は役に立たないな。」
大阪「そ、それは酷いで…ともちゃん…。」
智 「誰か!誰か良いアイディアは無いのか!?」
神楽「おぉ〜っと!良いアイディアなら私にもあるぜ!」
智 「おぉ!自信満々だな神楽!」
- 913 名前:912の続き 投稿日:04/03/21 01:29 ID:???
- 神楽「木村。」
智 「…え?」
神楽「だから、木村先生を使う。」
智 「え、っと、あの、木村って、え?」
神楽「例えば、木村先生を何時もつれて歩く。」
智 「何時も!?」
神楽「何時も何処でも。」
智 「何処でも!?」
大阪「あ〜、あ〜、それやったら誰も勝てへんなぁ〜。まさにさいきょーや。」
智 「さ、最強…。」
神楽「さぁ、選べ智!美味しいだけのゴーヤチャンプルーか、学校最強の木村先生か!!」
大阪「絶対誰も近寄れへんで〜。」
智 「そ…そんな… 最強って、そんなに、そんなに嫌なものだったのか…。」
よみ「…どう突っ込んだら良いのかなぁ…。」
神楽「そらそら!とっとと選べ!」
智 「あ… あ、あぁ……」
大阪「どうするのん?ともちゃん。」
智 「く、くおぉぉぉぉぉ……」
木村「そうです!早く付くのかくっ付くのか決めなさいっ!!」
一同「居たーーー!!?」
- 914 名前:912の終わり 投稿日:04/03/21 01:50 ID:???
- −5分後−
神楽「あ〜、驚いた〜。」
よみ「お前が変なこと言い出すからだ。」
智 「なにおぅ!?」
大阪「そういうたらな〜、木村先生て、何か何時もどっかにおる感じするなぁ〜。」
智 「『壁に耳あり、障子に目あり』だな!」
よみ「…木村が壁だったり障子なのか?」
神楽「それは凄く嫌だな!!」
神楽「でもなぁ、そういやそうかもなぁ。」
智 「何時も居るのか!?」
神楽「いや、何時もって程でもないんだけどさぁ。例えば、体育の授業中に黒沢先生の横に居たり。」
大阪「あ〜、結構おるな〜。」
神楽「部活で泳いでる時とか、着替えに行く時とか。」
智 「身体測定の時も居たな。」
神楽「しかもさぁ、何か古文の時間にも居るんだよ。」
よみ「いやそれは普通だろ。」