- 20 名前:ショート萌え
投稿日:02/08/22 03:00 ID:FxVlc9Ou
- >>13 >>14
「体育会系種 個人系競技目」によくあるタイプってとこか?
柔道の田村某の変わり様は凄かったが。
ちよすけの誕生日に「ねここねこ」を作ってゆくなんてキャラじゃ
ないことまでする辺り、好きな男が出来たら・・・。
以下、脳内劇場。
【彼】 (・・・こ、これが肉じゃが???)
【神楽】「み、見た目は悪い・・・よな? ごめん・・・。」
【彼】 (・・・まあ問題は味だ)「いやぁ・・・おいしそうだ。
じゃ、いっただきま〜す。」
【神楽】 (どきどきわくわく・・・) 【彼】 (う・・・甘過ぎ。メシのオカズには・・・)
【神楽】
(やっぱり[涙])「・・・不味かったか?」
【彼】 「だ、大丈夫・・・おいしいよ。」
【神楽】「ほ、本当のこと言ってくれよぉ〜、アタシ、ガサツだから
言われないと・・・分かんないんだよぉ。(少し涙がキラリ)」 【彼】
「ち、ちょっと甘過ぎかな・・・」
【神楽】「(突然ニコ顔、但し涙が残ってる)アタシもそう思ったんだ!! 遠慮しないで言ってくれよ!!
アタシ、@@(彼の名前)の為に
料理の練習するからさ・・・だから・・・アタシの事・・・」 【彼】 「・・・今の神楽でも僕は好きだよ」
【神楽】「!!!!!!!!」
・・・0.5秒後、彼は抱きついてきた神楽のブレスト(平泳ぎ)で鍛え
上げられた筋肉に締められて萌え死に・・・。
今まで神楽には全然萌え無かったけど、こうやって書いてたら何か
可愛くなってきてしまったなぁ。
- 54 名前:ショート萌え
投稿日:02/08/25 09:18 ID:Pl3KH7Ru
- 神楽 萌え死に脳内劇場。人気のない廊下みたいな場所だよ。
【彼】 「か〜ぐらっ!!」 (と言って後ろから抱きつく)
【神楽】「はぁっ!!」(突然でびっくり。でも反応が派手過ぎ。)
【彼】 「あ、びっくりした?」
【神楽】「い、いや・・・そうじゃなくて!!」(ちょっと嫌そう)
【彼】 「ん〜?どしたのかなぁ〜?誰も見てないぞ〜。」
【神楽】「ん〜〜〜とにかく〜〜〜離れてくれよぉ〜。」
【彼】 「(しぶしぶ)・・・判った。」
【神楽】「はぁはぁ・・・ご、ごめんよ。」
【彼】 「なぁ神楽・・・どうした?俺の事、嫌いに・・・」
【神楽】「(話に割り込んで)違うよっ!! アタシ、@@の事、大好きだよ!!」
【彼】 「じゃ何でさ?」
【神楽】「@@さぁ、今、後ろから抱きついたときに何処触った?」
【彼】 「・・・胸。ゴメン、ふざけすぎたか?
【神楽】「いや違うよ、アタシ、@@になら何処触られてもいいよ。」
【彼】 「じゃどうして?」
【神楽】「アタシ、中学の時から気にしてたんだよ、胸。だから・・・」
【彼】 「だから?」
【神楽】「だからスゲェ・・・敏感なんだよぉ・・・。」
【彼】 「感じちゃった?
【神楽】「ち、違うよ!! ・・・ただ・・・たださぁ。」
【彼】 「?」
【神楽】「@@に いきなり触られたら・・・敏感なだけじゃなくて、何か
切ないっていうか・・・なんて言ったら良いんだろう・・・
死んじゃいそうなほど・・・心が苦しくなってしまって・・・
で、でも凄く嬉しいんだぜ!! だからさ・・・だからぁ・・・
と、とにかくそう言う気持ちなんだよぉ!!」
- 73 名前:ショート萌え
投稿日:02/08/26 13:09 ID:IPL+ist8
- >>72
「ちよちゃん頭」の神楽ってのも良くない?
で、「神楽 萌え死に脳内劇場」
2年生の学園祭前。何をやるか悩んでるシーンだよ。
【智】 「ザ・ちよちゃんショ〜〜〜!! みんなで ちよちゃんになります!!」
【よみ】「ちよちゃんになるのかっ!?」
【智】 「こーんな髪にして『はーい、ちよですよぉ〜』
【よみ】「・・・あのなぁ、お前はウチのクラスが全員、お前みたいな『人まね』の
サルだと仮定してないか!?」
【智】 「なんだよぉ!!
じゃ!!」
(・・・と言って神楽の背後に回った智は、神楽の髪を
掴んでツインテールの「ちよ髪」にする)
【神楽】「な、なにすんだよぉ!!」
【智】 「ちが〜〜〜う神楽!! ちよだ!! お前はちよだ!! ちよになるんだ!!」
【神楽】「わけわかんねぇよ!!」
【智】 「ほれ!!言って見ろ!!『ちよですよ〜』!!」
【神楽】「う・・・ち、ちよですよぉ・・・」
【智】 「元気がな〜い!! はい!! 『ちよですよ〜』!!」
【神楽】「(半ばヤケクソ)『ちよですよぉぉぉ〜』」
【智】
「首の傾げが足りな〜い!!もういちど!!」
【神楽】「はい!!『ちよですよぉぉぉ〜』・・・どうだ!!」
【智】
「なかなかモノになってきたぞ〜、もっと可愛らしく!!」
【神楽】「『ちよですよぉぉぉ〜!! 可愛いですよぉぉ〜!!』
【智】
「無邪気さが足りない!! もう一度!!」
【神楽】「『私 ちよちゃんですよ〜!! 11歳ですよ〜!!』完璧だろっ!!」
(ただ呆れて見ている他のキャラ)
【よみ】「・・・勝負バカ。」
【ちよ】「でも違った意味で神楽さんって可愛いかも」
- 142 名前:ショート萌え 投稿日:02/08/29 01:12 ID:???
- >>138
「神楽 萌死脳内劇場」 もう夜になって暗くなった学校のプールから
始まるよ。君は水泳部員じゃないけど神楽の友達。
【彼】 「な、何やってんだ神楽!! もう夜だし寒いじゃないかっ!!」
【神楽】「・・・@@(君の名)、く、くやじいよぉぉぉ〜(泣き出す)」
【彼】 「(タオルを神楽に掛けながら)泣くなんて神楽らしくないよ」
【神楽】「タイムが伸びるどころか・・・悪くなるだけだよぉ。(涙)」
【彼】 「・・・なぁ神楽。俺の目を見ろ。」
【神楽】「(塩素と涙で真っ赤な目で君を見て)・・・?」
【彼】 「なあ神楽、次の大会、俺の為だけに泳いでくれ」
【神楽】「・・・@@の為だけに?」
【彼】 「順位なんて気にするな。」
【神楽】「・・・。」
【彼】
「俺にカッコイイ神楽を見せてくれ。それだけで良いよ。」
【神楽】「@@・・・。」
【彼】 「だって俺、神楽の必死に泳ぐ姿が好きだからさ・・・。」
【神楽】「!!!!!!!!!!!」
・・・で、君は神楽の鍛えられた腕に抱きしめられて萌え死に・・・
のはずが、服がビショビショになっちゃった。
【神楽】「あ・・・ご、ごめんよ・・・服が・・・濡れちゃった。」
【彼】
「いいよ・・・服が乾くまで・・・こうしてようか?」
【神楽】「・・・それって・・・何時までもこうしてたいって事か?」
【彼】 「そういうこと。」
夜のプールサイド、君と神楽は何時までも抱き合っていたよ。
- 843 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/15 18:35 ID:8sISSOOC
- >>803
>>805
>>806
呼ばれて飛び出て「神楽 萌死脳内劇場」!!
前の説明通り君は水泳部員じゃないけど神楽の友達。
大会当日、神楽は1次予選を通っちゃったよ。
ところが神楽の姿が見えなくなっちゃった。
水泳部員から「ねえ神楽の君氏、どこ行ったか知らない?」なんて
言われて「僕はただの友達です」なんて言いながら神楽を探す君。
何だぁ?あの循環ポンプ室から見え隠れする見覚えのある頭は!?
【神楽】「・・・@@(君の名)、・・・@@(神楽らしくない沈んだ目)」
【君】 「(慌ててポンプ室へ)神楽〜、みんな探してるぞ!!」
【神楽】「・・・うん。・・・・・ごめん。(俯いたまま)」
【君】 「よかったなぁ!!1次予選、余裕で突破だぜ!!」
【神楽】「(でも俯いたまま)・・・何とかギリギリだよ。」
【君】 「・・・神楽、どうしちゃったんだ(と言うか言わないかの瞬間)」
【神楽】「(君に思いっきり抱きつき)怖ぇえよぉ@@!!泳ぐのが怖ぇえよ!!」
【君】
「(神楽の髪を撫でながら)どうした?神楽のキャラじゃないぞ。」
【神楽】「@@もみんなも褒めてくれる!!でもアタシの実力じゃないよ今のは!!
怖いよ・・・期待を裏切るのが・・・怖いよ・・・。」
- 844 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/15 18:35 ID:8sISSOOC
- >>843
続き!!
君の胸で泣いている神楽・・・このままじゃ・・・君は考えた。
【君】 「・・・神楽、そこに座って。」
【神楽】「・・・?(泣いた赤い目をしてポンプ室のパイプ椅子に座る)」
【君】
「神楽、神楽は本当に実力あるんだぞ。」
【神楽】「違うよ・・・みんなそう思いこんでるだけだ。」
【君】
「じゃ神楽、神楽の実力が出る魔法を掛けてあげるよ。」
君は神楽の足を持ち上げ足の甲にキスをする・・・塩素の匂い。
びっくりする神楽。涙目は大きく見開かれ、顔はいつぞやの「えろえろよ〜」
の時みたいに真っ赤っか!!
【神楽】「あ・・・あ・・・@@・・・だ、だめだよ!!汚いよ!!」
【君】 「だめ!!勝つためのお呪いだ!!はい!!もう一方の足!!」
- 845 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/15 18:36 ID:8sISSOOC
- >>844
続き!!
顔を真っ赤っかにして横目で見るようにもう片足を出す神楽。
【神楽】「@@・・・は、恥ずかしいよぉ〜。」
【君】 「誰も見てないぞ。チュッ(・・・とやりながら君はイタズラ半分に
足の裏をちょっとコチョチョっと・・・。)」
【神楽】「・・・おい!!・・・へ、変な気持ちになっちゃうだろ・・・。」
【君】
「今のは冗談。はい、片手出して。」
【神楽】「うん。(素直に手を出す神楽。もう泣いてない。)」
【君】 「チュッ。さあもう一歩だ。」
君はもう一方の手の甲にキスをすると愛しそうに頬摺りをした。
【君】 「さぁ!!これで神楽の手足は特別だ!!
さて、みんな心配してるぞ!!」
【神楽】「う、うん・・・@@・・・あ、ありがとうな。」
【君】
「勝たなくても良いって言ったよな。かっこいい神楽を見せてくれよ。」
【神楽】「そ、そうだったよな・・・ははは・・・忘れてたぜ!!」
- 846 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/15 18:37 ID:8sISSOOC
- >>845
続き!!
ポンプ室を出ていこうとした神楽が振り返ったよ。
【神楽】「@@・・・一つ・・・我が儘を聞いてくれよ。」
【君】 「なんだ?」
【神楽】「(ドアに寄りかかって)2次予選を・・・突破したら・・・」
【君】 「突破したら?」
【神楽】「また・・・魔法を掛けてくれよ。」
【君】 「・・・判った。約束するよ。」
【神楽】「アタシ、魔法を掛けてもらうために・・・絶対勝ってくるぜ。」
【君】
「・・・がんばれよ。」
- 5 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/16 23:34 ID:???
- >>1
ありがとうQCmwjrxR!!
で、新スレ記念の「神楽 萌死脳内劇場」!!
君は水泳部員じゃないけど神楽の古い友達。
宿題ブッチの罰当番の掃除をしながら放課後をボーっと過ごした君。
先生への報告も終わって帰るところに部活の終わった神楽が来たよ。
【神楽】「・・・@@(君の名)、どーしたんだよ!?」
【君】
「罰当番。昨日、宿題在るの忘れて寝ちまったんだよ。」
【神楽】「そんなに疲れてるのか?@@は帰宅部だろ〜。」
その時、君は神楽の髪に目が行く。
・・・ドライヤで乾かしてはいるけどボサボサ。塩素ダメージ大。
もう、ビタルサスーンに怒られちゃうよ。
【君】 「神楽、櫛持ってる?」
【神楽】「え?・・・いや持ってないけど・・・何だ?」
【君】 「髪がボサボサだよ。」
【神楽】「・・・うん。面倒くさいからこのままなんだ。」
【君】 「俺の櫛使うけど・・・良いか?」
【神楽】「・・・?」
続くよ!!
- 6 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/16 23:35 ID:???
- 続き!!
櫛を出して、一応、ポケットのティッシュで一拭きした君は、
神楽の髪に櫛を入れたよ。
【神楽】「ったたたた・・・引っかかってるよぉ〜」
【君】 「ちょっと我慢して・・・よしOKだ。」
髪を梳いた神楽の顔を改めて見る君。
【神楽】「@@・・・な、なんだよぉ・・・しげしげと〜。」
君は一息貯めて呟いた。
【君】 「・・・・・こうしてみると可愛いよ。神楽。」
一瞬、呆気に取られた神楽は、次の瞬間、煮え湯に放り込まれた
カニの如く急速に真っ赤っかに。もはや完全に茹で上がり状態!!
神楽の可愛い一面である「恥ずかしそうな顔」が目の前だよ。
君はいきなりニヤニヤしだして一言。
【君】
「・・・勝った。神楽の『恥ずかしい顔』げっと〜!!」
【神楽】「あ・・・ず、ずるいぞ!! ジャンプスタートだ!!」
【君】 「ふふ〜ん!!」
ニコニコして歩き出す君。
未だ真っ赤な顔をして君を追いかける神楽。
教室は秋に向かう季節で、もう夕日で赤く染まっていたよ。
END
- 110 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/20 22:43 ID:???
- >>92
柔道・・・こんなのどうでしょう?
「神楽 萌死脳内劇場」!!
今回はちょっと長編。
今日は恒例のマラソン大会。
さて、ウチの学校のマラソンは平坦な所ばっかりのコースなので
昔々、未だ女子校だった頃、とある体育サド教師(マゾとの説もあり)
の発案で、ゴールの学校直前にある上水道配水所の裏の坂道、通称
「心臓破りの坂」を上って表の階段を下るというコースがあるよ。
生徒は坂の上で通過証拠であるチョークを手につけてもらう訳。
で、君は去年のマラソンで懲りて今年はある悪知恵を考えた。
そーか!!数色のチョークを持っていって階段の下で一休みして、
降りてきた奴の手のチョークの色を見て用意したチョークを付けて
再スタートすりゃいいんだ!!
先にスタートした女子の後に男子がスタート!!
とりあえず俺でも抜けるカモを見つけないと・・・しめしめ、
ちよちゃん、大阪、智の「ロケットちゃん&ナマコさん連合チーム」
がトロトロ走ってるぞ・・・彼女らを抜いて丘の麓に到着!!
さてナマコ連合が来るまで下の公園の芝生で寝転がって身を隠すか。
ゴロンと君が寝転がった瞬間!!いきなり追い被さるものが!!
く・・・苦しい・・・息が出来ない・・・。
続く!!
- 111 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/20 22:44 ID:???
- 続き!!
【神楽】「上四方固め〜!!」
・・・神楽かよ〜!! でもアイツは女子でもトップクラスでゴール
してるはずだ・・・何でこんな所に?
【神楽】「さぼってたなぁ〜!!もう!!アタシは励ましてくれるのに
自分は優雅に昼寝かぁ〜!!このこのこのぉ〜」
【君】 「ふぁぐらふぁめろ!!ひふ(神楽やめろ・・・死ぬ)」
神楽の豊かな胸で圧迫されて・・・窒息してしまう・・・。
あぁ・・・星が・・・星が見えてきた・・・。
君はこのまま「幸せな死因」で背中に羽が生えるのか?
【神楽】「もう!!駄目じゃないかぁ・・・お、おい!!どうした?」
神楽は固めを説いて君を見たんだけど、君はホゲー状態。
【君】 「・・・死ぬとこだった」
【神楽】「何言ってんだよぉ〜。女のアタシの力だぞ〜。」
【君】 「だから女だからだよ・・・」
【神楽】「・・・?」
【君】
「神楽のデカイ胸が口を・・・」
【神楽】「(突然遮って)む、胸は関係ないだろ〜!!(と言って胸を隠す)」
神楽はいつもの「真っ赤っか」顔。
少し視線を逸らして俯くというその仕草がウルトラ可愛い。
続く!!
- 112 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/20 22:45 ID:???
- 続き!!
君は一息貯めて言う。
【君】 「あのな、神楽の胸は柔らかくて大きいから、口をぴったり
塞いじゃうんだよ。だから俺、息が出来なかったよ。」
【神楽】「え・・・そうなのか・・・?」
【君】
「星が見えたよ。あと数秒で気絶だったな。」
すると神楽の目尻がジワ〜っとしてきたよ。
【神楽】「・・・またやっちゃったよ。アタシはガサツだから、
いっつも何か大変な事をやっちゃうまで気が付かないで
突っ走っちゃうんだ・・・。」
【君】 「泣かなくてもいいよ・・・。」
【神楽】「@@って優しいな。それに甘えてるアタシは駄目な女だな。」
【君】 「そんな事無いよ。それに・・・。」
【神楽】「・・・それに?」
【君】 「神楽のデカイ胸に包まれて死ぬんだったら俺は幸せ・・・」
【神楽】「(突然遮って)は、は、恥ずかしい事!!・・・言うなよぉ」
神楽の「恥ずかしそうな顔」で視線が泳いでいる。可愛い。
続く!!
- 113 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/20 22:45 ID:???
- 続き!!
【神楽】「あ!!」
神楽が突然思い出したように言う。
【神楽】「@@、チョーク何本か用意して適当に付けてサボる気だろ?」
【君】 「・・・ま、まあねぇ。何で知ってるの?」
【神楽】「だって紫のチョーク取りに用具室に行っただろ?でもその手は
使えないみたいだぜ。」
そのころ丘の上では・・・。
【ゆかり】「ふっふっふ・・・普通のチョーク箱を持ったと見せかけて、
実は中身が『お風呂場で遊ぼう水洗いで消えるクレヨン』!!」
【にゃも】「・・・そうねぇ。『体験者のみぞ知る』よねぇ。(呆れ顔)」
【ゆかり】「チョークを持ってって丘のショートカットの手法はアタシが
元祖なのよン!! 元祖に挨拶無き無礼者は・・・斬る!!」
【にゃも】「アンタより前に先輩の誰かが考えているわよ。」
【ゆかり】「うるひゃーい!!何と言おうと今年の『丘上の ぢょおう様』は
私なのよ〜!! 妾を崇めよ!!しからばチョークを進ぜよう!!
おーっほっほっほっほっほ!!」
続く!!
- 114 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/20 22:46 ID:???
- 続き!!
【君】 「ゆ、ゆかり先生・・・きったねぇ〜〜〜!!」
【神楽】「ずるいのは御あいこだろ〜。さあ走るぜ。アタシが一緒に
走ってやるよ。」
【君】 「・・・神楽、もしかして、そのために・・・?」
【神楽】「大丈夫。アタシはもうゴールしたよ。戻って来たんだ。」
【君】 「・・・ありがとうな。」
【神楽】「@@はいつも励ましてくれただろ。今度はアタシの番さ。
ほら〜しっかり走る!!いっちに、いっちに!!」
・・・と言って君の後ろに付いた神楽は君を後ろからドンドンと
押し出すんだけど・・・柔らかい2つの大きなモノが・・・君の
背中をポワンポワンと押してくるんだなぁ。し・・・幸せ。
【神楽】「・・・? @@? どうした? 顔が赤いぞ。」
【君】
「・・・な、何でもない。」
【神楽】「・・・?」
続く!!
- 115 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/20 22:47 ID:???
- 続き!!
暫くして・・・丘の上。
【にゃも】「あら神楽!!どうしたの?さっき通過したのに・・・(急に
ニコニコして)ふーん、件の彼氏と一緒なのね〜。」
【君】 「・・・違います。俺は普通の友達ですぅ。」
【神楽】「へへ・・・こいつがスタート前に辛そうな顔してたから
心配で戻ってきてしまったんだ黒沢先生。じゃ、ゆかり先生、
チョーク付けてやってくれよ。」
ふと見ると・・・ゆかりちゃんは・・・醒めた顔。
【ゆかり】「ほー、愛の力ですかい。いいわね〜。幸せね〜。」
・・・と言いながら手にチョーク代わりの赤い水性クレヨンを。
でも神楽の手にあったよう線じゃなくて・・・「@@、神楽」と
書いたアイアイ傘・・・。
【ゆかり】「いいわね〜、幸せしてるじゃん、高校生じゃん、モロ
青春してるじゃん・・・(急に大声で)アタシの頃はねぇ!!
ウチの学校は女子校だったのよ!! したくたってセイシュン
出来なかったのよぉぉぉ!!このこのこのこのこの!!」
【にゃも】「あ〜〜〜っ!!ちょっと止しなさいよゆかり!!」
続く!!
続き!!
- 116 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/20 22:48 ID:???
- 続き!!
さて先ほどから顔を赤青させながら心臓破りの坂を上る「ナマコ
連合チーム」・・・やっと丘の上が見えてきたよ。
【ちよ】「はひはひはひ・・・ち、頂上がみえてきましたよぉぉぉ」
【智】「あ、後は下りだぁ・・・」
【大阪】「なぁ・・・思うねんけどなぁ・・・下りは足で歩かんと、
坂を『い〜も〜む〜しゴ〜ロゴロ』って転がっていくと割と
楽なんとちゃうかぁ?」
【智&ちよ】「・・・・・・・。」
【大阪】「あ・・・ゆかりセンセとにゃもセンセやぁ!!」
【智】「そ、それに神楽と・・・例の彼氏かぁ?
【ちよ】「でもぉ・・・彼氏さんの顔・・・」
「ナマコ連合チーム」の3人の目には・・・。
頬にバカボンのナルト印、額に「肉」、鼻の下には「ビロ〜ン!!
伸びてるぞスケベ」口の横には、はみ出し口紅のような書き込みと
「ボクはオバQこと今井美樹です」の文字、短パンの太股には「マラ
ドーナ」の文字と上向きの股間を指す矢印で「どうせボクは・・・」
白い体育着の前には「カラテのフリして新聞配る」背中の方には
「テンプラ油を火に掛けて一泊二日の旅に出る」
ゆかりちゃんに全身へイタズラ書きされた君が神楽と走る。
いいじゃん。幸せなんだから。
END
- 126 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/21 02:37 ID:???
- >>123
実験してみまそ。
・・・と言うわけで、スクランブル発進の「神楽
萌死脳内劇場」!!
学園祭の出し物で劇をする事になったよ。
【神楽】「でさぁ、アタシ、榊と二人だけのシーンがあるんだけど、
身長が釣り合わないからハイヒール履くんだってさ。」
【君】 「・・・履いた事あるのか?」
【神楽】「ねぇよ。子供の頃、イタズラくらいはしたけどさ。まあ
アタシのイメージから一番遠い靴だな。」
【君】
「そう言うなよ。似合ってるかもしれないよ。」
【神楽】「@@もお世辞が上手いなぁ〜。」
でも君は何かイヤな胸騒ぎが。
舞台装置の紙工作をもくもくと作っている君。
そこにちよちゃんが駆け込んできたよ。
【ちよ】「た、たいへんです@@さん!!」
【君】 「・・・?どうした?ちよちゃん。」
【ちよ】「神楽さんが!!神楽さんが!! すみませんが来てください!!」
無言で立ち上がった君。予感って当たるもんだ!!
続く!!
- 127 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/21 02:37 ID:???
- 続き!!
視聴覚教室に設えた練習場。
一段高くした段の所で神楽が眉間にシワを寄せて辛い顔してる!!
【君】
「神楽!!どうしたんだ!?何があったんだ!!」
【神楽】「もう・・・ちよちゃん・・・なんて言ったんだよぉ〜」
【ちよ】「で、でもぉ〜!!神楽さん苦しそうに・・・」
【君】 「本当に何があったんだ!!」
【神楽】「大丈夫だよぉ・・・ハイヒール履いて立ち回りの稽古
してたら・・・踏み外しちゃってさぁ・・・」
【ちよ】「神楽さん立ち上がれないんです〜!! 榊さんやよみさんは
衣装関係の買い物に行ってるし、智ちゃんと大阪さんは
何処かにいっちゃったし、私は神楽さんを保健室まで
支えて行く力が・・・。」
【君】 「と、とにかく保健室に行こう!!
ほれ!!まず俺の首に
掴まって・・・ほら!!」
【神楽】「大丈夫だよ。起こしてくれたら自分で歩くよ。」
【君】
「何が起こったか判らないときは動かさない方が良い!!」
【ちよ】「そうですよぉ。保健の本にも書いてますよぉ。」
続く!!
- 128 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/21 02:38 ID:???
- 続き!!
【君】 「よし、保健室行くぞ!!」
君はそう言うか言わないかのタイミングで神楽を「お姫様だっこ」!!
【神楽】「お、おい・・・は、恥ずかしいよぉ」
【君】 「文句言うな!!・・・暴れるなよぉ!!」
【神楽】「だって!!・・・恥ずかしいよぉ!!下ろせよぉ!!」
顔を真っ赤っかにして嫌がる神楽に構わず君は保健室へGo!!
水泳で鍛えられた腕が君の首に回されているし、比較的に大きい体
ではない神楽だから、軽くはないけど辛くはなかったよ。
【養護】「ふむふむ・・・大したことは無さそうだけど、念のために
病院に行ってみるわ。取り敢えず君たちは来なくてもいいよ」
ベッドの上に寝ている神楽。
【神楽】「もう!!恥ずかしくて痛みなんてふっ飛んじまったぜ!!」
【君】
「他に方法がなかったろ。」
【ちよ】「あのぅ@@さん・・・どうして背負わなかったんですか?」
・・・ちよちゃん鋭い。でも訳があるんだな。
続く!!
- 129 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/21 02:39 ID:???
- 続き!!
病院から帰ってきた神楽・・・軽い捻挫だって。
【神楽】「さっき、ちよちゃんが言ってたけど何で背負わなかったんだ?」
【君】 「・・・他に方法がなかったろ。」
【神楽】「背負った方が楽だったろ?」
【君】 「だって・・・神楽の胸が・・・」
【神楽】「・・・!! む、胸が何で関係する・・・」
【君】 「神楽の胸を背中に感じたら・・・」
【神楽】「もう!!恥ずかしいこと言うなよぉ・・・。」
【君】 「・・・うん。」
君は言いたかった。
神楽の胸を背中に感じたら、ちょっとコントロール出来ない場所があって、
人を背負ったまま階段を下りるにはズボンがキツイんだけど。(^-^;;;
END
- 151 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/21 21:52 ID:???
- http://comic.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1032256646/l50
・・・というスレが立ってるのですが荒れてるので、神楽の話はこっちで書こうかなと・・・で「神楽(今回は『萌死』無し) 脳内劇場」
第2巻、125Pと126Pの間をペリペリと捲ると・・・。
ここは神楽の家・・・とある部屋のドアを神楽はトントンとノックしたよ。
【神楽】 「おねぇちゃん、入るよぉ〜。」
【神楽(姉)】「なぁに?**(神楽の名前)」
【神楽】 「おねえちゃん、ヌイグルミって作るの大変なのか?」
【神楽(姉)】「大きさにも依るわねぇ・・・で、**、作るの?」
【神楽】 「うん、贈り物なんだ。」
【神楽(姉)】「うふふふっ・・・彼氏さん?」
【神楽】 「ち、違うよぉ〜!!
・・・友達。女の子なんだ。」
【神楽(姉)】「もしかして、何時も話してくれるちよちゃんかしら?」
【神楽】 「そうだよ。でさぁ・・・。」
【神楽(姉)】「・・・?」
【神楽】 「明日、別の友達の榊ってヤツも連れてくるから、そいつ
にも教えて欲しいんだ。いいかな?おねえちゃん。」
【神楽(姉)】「いいわよぉ〜。私に出来る事ならお安いご用よ。」
【神楽】 「何時も急に我が儘言ってごめんな。」
【神楽(姉)】「うふっ、私は**と違ってこんな事しかできないから。」
【神楽】 「な、何言ってんだよぉ、おねえちゃん。アタシなんか
ガサツだから・・・おねぇちゃんが・・・。」
【神楽(姉)】「私は健康でスポーツ万能な**が羨ましいわ。」
と言うわけで神楽が「自分はガサツだ」と気にしたり、ちよちゃんにヌイグルミを手作りしようなんて女っぽい面を見せるのは、
兄や弟では無く、実に女っぽい、神楽を母のように可愛がってくれる姉がいて、彼女に対する一種のコンプレックスでは?とオイラは読んでいるのです。
・・・と友達と話していたらキャライメージが一致してしまいまそた。
木村の奥さん 木村の奥さん 木村の奥さん ベイベェ〜ベイベェ〜♪
- 157 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/21 22:48 ID:???
- >>156
「神楽(『萌死』無し) 脳内劇場」
【神楽(姉)】「**(神楽の名前)、榊さん・・・それ・・・もしかして
コマーシャルキャラの『カルキング』かしら?」
【 榊 】 「あ・・・いえ・・・」
【神楽】 「・・・ネコだよぉ〜(涙)」
【神楽(姉)】「ご、ごめんなさい・・・」
【神楽】 「『ねここねこ』なんだけど・・・段々似て無くなるよぉ〜。」
【神楽(姉)】「あ・・・あのね、もし良かったら私が作ってあげようか?」
【神楽】 「そ、それはダメ!! それじゃアタシ達の心が隠ってないよ。」
【神楽(姉)】「うふふっ、そうよね。**は偉いわ。(神楽の頭をナデナデ)」
【神楽】 「お、おねぇちゃん・・・榊がいるんだぞ・・・カッコ悪いよ。」
と言うわけで神楽達は姉の指導の元に一生懸命作ったのだけど、なんせ
初めてですからねぇ。(^-^;;;
結構、難しいらしいですよ。→ヌイグルミ。
- 327 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/28 19:49 ID:???
- またまた呼ばれて飛び出て「神楽 萌死脳内劇場」!!
君は水泳部員じゃないけど神楽の友達。
さて!!神楽は2次予選も突破!!
いよいよ決勝進出だよ!!
決勝は午後からって事で、昼食も兼ねた休息時間に入るお昼前。
【神楽】「@@!!@@!!」
【君】 「お、神楽、何だ水泳部の皆と飯食わねえのか?」
【神楽】「・・・覚えてるよな、魔法。」
【君】 「うん・・・でも。」
【神楽】「一人になれる時間を見つけるの、苦労したんだ。」
【君】 「・・・。」
【神楽】「カロリーメイトゼリーを買ってくるって言って抜け出してきた。」
【君】 「ダメだよ神楽、しっかり食べないと。」
【神楽】「ホントに緊張しちゃって・・・お弁当が・・・喉を通らないんだ。」
【君】 「おいおい冗談は・・・」
【神楽】「何食べても吐きそうだよ・・・気持ちが・・・キリキリしてさ。」
涙目で訴える神楽。目には不安と緊張がハッキリ写っている。
【君】 「・・・そうみたいだな。」
あの早食い競争すらする神楽が・・・君は心配になってきたよ。
【君】
「取り敢えず皆の元に戻ってな。俺がパシってくるよ。」
【神楽】「・・・いいのか?@@。」
【君】
「オフクロの原チャ乗ってきてるから直ぐ戻るよ。」
続く!!
- 328 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/28 19:51 ID:???
- 続き!!
ゼリーだけじゃなくて食べられそうなモノも買ってきた君。
ジャージ姿の神楽は君が付くと同時に駆け寄ってきたよ。
【神楽】「@@ありがとな。プログラム変更で決勝は遅くなるんだって。」
【君】 「良かったな、ゆっくりできるよ。」
【神楽】「良くないよ・・・。」
【君】 「え?」
【神楽】「心臓が口から出そうなんだ・・・こんなの早く終わりたいよ。」
【君】
「・・・神楽、取り敢えずメシを食わないか。」
会場横の公園・・・丁度良いベンチに座った二人。
ゼリーを無心で吸う神楽、お腹がすいていたんだろう。
何だか痛々しくて、君は自分の分のサンドイッチが食べられないよ。
【君】
「ゼリーだけじゃ足りないだろ、神楽。」
【神楽】「・・・なんか@@に言われると足りない気がしてきたよ。」
ちょっと笑顔が返ってきた神楽。
【君】 「なぁ、もしかしたらと思って神楽が食べられそうなモノを
俺の分で買ってきてるんだ。サンドイッチ・・・食べるか?」
【神楽】「うん。じゃ御言葉に甘えて・・・」
なんと!!
神楽は君の手にあるサンドイッチをパクリ。
【君】 「おいおい、俺の手から食えとは・・・」
【神楽】「(もぐもぐ)・・・・・・・・・・・。うぅ・・・。」
【君】 「ど、どうした?タマネギでも鼻に入ったか!?」
続く!!
- 330 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/28 19:51 ID:???
- 続き!!
神楽が突然、涙目になって君を見つめるよ。
【神楽】「お、美味しいよぉ。今までで一番美味しいモノだよぉ。」
【君】 「何言ってんだ神楽、そこいらのコンビニの・・・」
再び神楽は君の手にあるサンドイッチをパクリ・・・そしてはみ出て
付いたタマゴサラダのある君の指を・・・愛しそうに口に含み、舐り、
舐めたよ・・・何だかとてもくすぐったい。
そしてジャージの袖で涙を拭いた神楽は・・・いつもの笑顔だよ。
【神楽】「@@がくれたんだもの・・・魔法が掛かってるんだよ。」
【君】 「神楽・・・。」
【神楽】「ははっ・・・何だか本当にお腹空いたよ。控え室に置いて
きたお弁当も食べられそうな気がしてきた。」
【君】 「食えるウチに食っておこうぜ、持ってこいよ。」
神楽が席を外した後、君はさっき、神楽が口にした自分の指を見る。
そして、そっと唇を寄せる・・・タマゴサラダの味・・・そして。
取り敢えずEND、この章の続きは、また直ぐ書きます。
- 352 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/30 01:46 ID:???
- >>351
予告編的「神楽 萌死脳内劇場」!!
【ちよ】「あ!!神楽さん!!」
【神楽】「ちよちゃ〜ん!! 帰ってたんだぁ〜!!」
【ちよ】「だ、ダメですよぉ〜妊婦さんが走っちゃ!!」
【神楽】「大丈夫だよ、妊婦だからって運動しないのは良くないんだ。」
【ちよ】「そうでしたよねぇ〜、神楽さん、この間までは保健・体育の
先生でしたもんね。失礼しました。」
買い物がてらに近所を散歩する大きなお腹をした神楽。
その顔は、単行本4刊の153Pの様な福々顔だよ・・・というよりは
あの神楽のお腹が大きくなって、マタニティウェア着てると想像して。
【神楽】「そろそろなんだよ。生まれるの。」
【ちよ】「何だか動くの大変そうですねぇ〜。辛い事もあるでしょう?」
【神楽】「・・・でもなぁ・・・幸せだよ。幸せが・・・ココにいるんだ。」
そう言って神楽はお腹を優しく撫でたよ。
続く!!
- 353 名前:ショート萌え 投稿日:02/09/30 01:46 ID:???
- 続き!!
【神楽】「聞いてみるかい・・・お腹の中の音。」
【ちよ】「ええ!!是非とも!!」
神楽のお腹に耳を当てるちよ・・・。
【ちよ】「何だかドクンドクンって心臓の音がしますよ・・・え?」
【神楽】「いたたたたた・・・。」
【ちよ】「ど、どうしたんですか神楽さん!! なんかドンって音が・・・。」
【神楽】「大丈夫だよちよちゃん、赤ちゃんが動いたんだ。暴れてるな。」
【ちよ】「・・・暴れるんですか?」
【神楽】「この調子だと蹴ったな。」
【ちよ】「・・・随分と元気がいいんですね。」
【神楽】「そうだよ、良く暴れるぞ、だってアタシの子だぞ〜」
【ちよ】「へぇ・・・・・・・・。」
ぼーっと神楽を見つめるちよ・・・本当に「ぼ〜〜〜」っと。大阪みたいに。
【神楽】「ど、そうしたんだよちよちゃん・・・。」
【ちよ】「幸せなんですね・・・神楽さん。」
何かを噛み締めるようにして、静かに微笑む神楽。
【神楽】「・・・ああ・・・幸せだよ・・・今までの事が大変だった分、
思いっきり、そして、しみじみと・・・幸せだよ。」
END!!
・・・というわけで、ここに至るまでの話も練ってま〜す。(^-^;;;
徐々に書いていきますから・・・まずは競技会編を纏めなきゃ。
- 392 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:06 ID:???
- >>386 さんへ。
今回は、ちょっと書き方を変え、@@君視点です。
スクランブル発進版なので荒削りスマソです。
というわけで「神楽 萌死脳内劇場」!!
***
それは道端に落ちていた・・・と言うよりは、オフィスビルの入口で、
プール用の余り大きくないバスタオルを巻いて震えていた。
普通、そんなところに、そんな格好をした者が、小さくしゃがんで
座っている事はない・・・だからそれは遠くからでも僕の目に留まった。
天気予報が大きく外れ、突然のミゾレ混じりの大雨が降ったその日の
夏は、僕にとって屈辱の夏だった。
その年の春、競技者として入ったはずのスイミングスクール。
友人に食らいついて何とか入った「競技コース」だったのだけれど、
たった2週間で僕は「健康コース」−−要は2軍−−に逆戻りした。
圧倒的な能力差・・・それは涙が出るほど。
小学校3年の夏に僕は人の才能の不平等を悟った。
続く!!
- 393 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:07 ID:???
- 続き!!
オフィスビルの入り口で、それが何をしているのかを、僕は瞬時に
察する事が出来た・・・ソイツは傘などの雨具を忘れたに違いない。
ソイツはビルと外の温度差で吹く強い風で、濡れた体を乾かそうと
して居るんだろう・・・短い髪は風に靡き、既に乾いていた。
でも時々パタパタとタオルを靡かせて乾かそうとしている服は、
全く乾いている様子はなかった・・・なぜなら濡れたTシャツの下
からはスポーツブラ(当時はその用語は知らなかったが)が透けて、
張り付いたサッカーショーツは鍛えられた綺麗な形の脚を際だたせ、
ソイツが「とりあえず」女の子に分類される事を表していた。
なぜ「とりあえず」か?
それは彼女を僕は勝手に「オトコオンナ」と呼んでいたからだ。
続く!!
- 394 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:08 ID:???
- 続き!!
オトコオンナは・・・僕の悲しみだった。
やっと入った「競技コース」での僕の屈辱だった。
50mプールを横切る"ダッシュ"の時、オトコオンナは何時だって
僕の隣かすぐ近くに居た。
「うぉら〜っ!!@@!!オメェが皆のダッシュの回数を減らしてるぞ!!」
やっと反対サイドに付いた僕を罵倒するコーチの声が聞こえたとき、
スイムグラスの目に食い込む痛みの向こうには、スイムグラスを額に
上げて、余裕の目で・・・いや、その時の僕には嘲りに近い目に見えた
醒めた目で僕を見下ろす、競技コースの赤い水着を着た彼女がいた。
それを見つめ返す境界線上にいた僕は、まだ「健康コース」の生徒が
着用する紺色の水着だった。
それは小3の男の子にとって絶望と言うに相応しい悲しい光景だった。
続く!!
- 395 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:08 ID:???
- 続き!!
そのオトコオンナは雨の中を走ってきたんだろう。
でもミゾレ混じりの冷たい雨は、彼女の無謀を阻んだに違いない。
それにしても・・・僕は少々、早熟だったのかもしれない。
雨に濡れて際だった「取り敢えず」とは言え「オトコオンナ」が
「オンナ」なんだという事実は、僕の視線を釘付けにした。
今から思えば無理もない・・・小3にしてスポーツブラを着用した
彼女の体は、年相応からは多少、先走りしていたに違いない。
彼女との視線が合った時、僕は、どんな情けない目をしてたのかは、
今度、聞いてみようと思う・・・彼女はまだ覚えてるだろうか?
その時、僕の視線のダラシ無さは、彼女の返した鋭い視線で判った。
癖毛の短い髪に目立つ大きな瞳は、怒った肉食動物のように僕に
敵意を持った不快感を表していた。
普通は逸らすものだろう・・・でも、その時の僕には、あの屈辱を
味わわせたオトコオンナの視線が腹立たしかった。
僕は負けない迫力でその視線をにらみ返した・・・その時だった。
続く!!
- 396 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:10 ID:???
- 続き!!
彼女の視線がフッと逸れ、僕の片手に向けられた。
僕の片手には、開いて持っている傘とは別に、もう一つの畳んで
いる傘がぶら下がっていた・・・それは一昨日のこと、あの失意の
「健康コース」転落が決まった僕がロッカーに忘れていった物だった。
勝った!!僕はオトコオンナに勝った!!
・・・そんな相手の惨状を思いやる事すら出来ないストレートな
気持ちは、当時の僕が子供だからこそ出来たのだろう。
勝ち気な目が恨めしそうな目に変わる様子を楽しむように、僕は
もう一つの傘をグルグルとバトンの様に回し、オトコオンナの居る
ビルの玄関の前を通り過ぎていった。
何度も屈辱を浴びせられた目だった。
だからその時、子供故の純粋な残酷さは、哀れな濡れ鼠としてビルの
入り口に捨て置かれた彼女に、容赦のないトドメの笑顔と、指で鼻を
潰して「ブタの鼻」のオモシロ顔を浴びせる為に僕を振り向かせた。
続く!!
- 397 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:10 ID:???
- 続き!!
・・・その時、僕は一瞬した「ブタの鼻」を解いていた。
オトコオンナはタンクトップ故に直接出た腕で涙を拭っていた。
降りた腕の向こうには、プールサイドに立つ彼女には見た事のない
潤んだ悲しそうな目が涙を湛えていた。意外な光景だった。
僕は間抜けたように彼女を見て立ち止まっていた。
そして彼女は・・・その僕の視線に気が付くと、涙を湛えた目を
カッと見開いて目で語った・・・同情はいらないぞと。
でも僕は意外なものを見たために、気が動転していたに違いない。
今来た道を引き返し僕はオフィスビルの開く自動ドアの前に居た。
ドアの開くスピードに合わせるかのように、涙を浮かべながら
睨む彼女の目は、驚きというか、戸惑いの目に変わっていった。
「な、なんだよ!!」
僕はオトコオンナの声を余りハッキリと聞いた事はなかった。
でも改めて聞いてみると、やっぱりオトコオンナという僕の命名は
間違ってはいなかったと確信していた。
「わ、笑いに・・・来たのかよ。」
不器用な言葉で彼女は必死の強がりを言っているようだった。
続く!!
- 398 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:11 ID:???
- 続き!!
今から思えば赤面するような台詞を吐いたものだと思う。
僕は心を決めて、一気に口から吐き出すように言った。
「女を泣かせたらママに怒られる!!」
オトコオンナがポカンと口を開けてる様が一瞬見えた。
「この傘!!
貸してやる!! 返せよ!!」
そう言うと僕は、踵を帰して自動ドアを走り出た。
「お・・・おい!! いいの・・・・・」
オトコオンナの台詞は、閉まって行く自動ドアに阻まれて、最後
までは聞こえなかった
続く!!
- 399 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:12 ID:???
- 続き!!
個々人のロッカーで着替える「競技コース」と違い「健康コース」
の着替えは、正に"大部屋"と言うものだった。
昇り行くであろう者の希望と、落ちぶれてゆく僕のような者の
諦め、そして小学生にして流され「その他大勢」を無痛に受け入れて
いる怠惰が解け合って、何とも言えない澱んだ空気を湛えていた。
「健康コース」という不健康・・・小学生の僕にも判る空気だった。
それは大きく取られた「競技コース」のプールロープの向こうから
感じた、お座なりに小さく遮られた「健康コース」のサークルに居る
僕に向けられた、何時もとは違う、理解不能なオトコオンナの視線が
それを加速させたに違いなかった。
着替えた僕は事務所にある申請カード入れから「退会カード」を
取って水着を入れたカバンの外ポケットに入れた。
そんな決意の中、口を真一文字にして憤怒の表情をした僕が振り
返ったのだから、彼女もさぞ驚いたのだろう。
「か、か、返すの遅くなって・・・ごめんな。」
振り向いた僕の目には、これもまた見た事のないような、済まな
そうなオトコオンナの顔が映っていた。
続く!!
- 400 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:13 ID:???
- 続き!!
「あ、ありがとう・・・傘貸してくれて・・・助かったぜ。」
あのオトコオンナと会話をするハプニングに僕も戸惑っていた。
「い・・・いや、そんなにお礼を言われることじゃ・・・。」
僕らはお互い下を向き、何を言って良いのか判らず突っ立っていた。
「ざ、残念だったよな・・・。」
それは状況打開を狙ったオトコオンナの必死の慰めだったのだろう。
「せっかく『競技コース』に入ったのにな・・・。」
僕はちょっとカチンと来て・・・でも力無く返した。
「遅いからな・・・オレは・・・。」
晩夏に向かう風と、事情を知らない他の生徒達が、僕ら二人の横を
ザワザワと通り過ぎていった。
続く!!
- 401 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:13 ID:???
- 続き!!
「・・・ごめん、アタシ、ガサツだから変な事言っちゃったな。」
そう言いながらオトコオンナは、また目を潤ませていた。
「泣くなよ・・・いいんだ、もう止めるんだから。」
僕は力無くそう言った。
「ど、どうしてだよぉ!!
もっと頑張ればいいじゃないかよ!!」
涙目が力強く訴えた事を覚えている。
僕は幼心にもコイツは良いヤツだと直感したのだった。
「オマエ・・・良いヤツだな。」
「え・・・な、何だよ・・・突然。」
「だから・・・オマエを憎いと思いたくない。」
「何で憎いなんて思うんだよぉ。」
「オレ・・・オマエより遅いから・・・。」
「で、でもぉ・・・」
「ダッシュでオマエを待たせるのが・・・恥ずかしい。」
続く!!
- 402 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/01 21:17 ID:???
- 続き!!
その一言を聞いた彼女は、一瞬、惑ってから呟いた・・・自慢だと思われたくなかったのだろう。
「だってアタシは・・・そのぉ・・・選抜選手だし・・・」
その台詞を言ったら今はセクハラだろう。でも小学生の僕には
何気なく言えた一言だった
「だってオレは男だから・・・オマエに負けるのはイヤだ。」
暫くの沈黙と、彼女がそれ以上、僕を引き留めようとしなかった
のを、今でもハッキリと覚えてる。
後は「取り敢えず」とは言え、女の子と話をしながら帰るという
数少ない体験に心をときめかせて居たのか、殆ど覚えていない。
スイミングスクールを止めた僕は、その夏の日以来、彼女と顔を
合わせる機会が殆ど無かった。
それは大人になってから思い返す良い思い出の1ページとなる
そんな光景だったのだろう・・・そう、ある時期まで暫く。
***
「あ・・・ひ、久しぶりだな・・・。」
「オマエもこの中学なのかよ。」
「だって%%小学校と$$小学校は同じ学区だろ?」
「まあ端っこ同志だから滅多に会わないからなぁ。」
「名前は・・・@@って言ったよな。」
「そう言うオマエは・・・神楽だっけ。」
「よ、よろしくな!!」
「うん・・・よろしくな。で、オマエ、水泳頑張ってるのか?」
「ああ!!何とかなぁ・・・。」
END!! 長々とスマソ・・・
- 485 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/09 10:29 ID:???
- >>482
>>480
「神楽 萌死脳内劇場」〜内角ギリギリビーンボール編〜
君も神楽も額から汗。さっきから何も考えられないよ。
【君】 「ん!ん!・・・?神楽?・・・。」
【神楽】「・・・・・・(唇が震えている。目は虚ろに閉じられている)」
【君】 「神楽・・・もしかして・・・」
【神楽】「・・・・・(急にモゾモゾと動きだし、クルリと彼方を
向いて枕に顔を押しつける)」
暫し・・・沈黙の時。白く霧のような緩い時間が流れたよ。
【君】 「(沈黙を破って)神楽・・・気持ちよかった?」
【神楽】「・・・(枕に押しつけられた頭の後ろ姿がコクリと頷く)」
【君】 「・・・もしかしてイッちゃった?」
【神楽】「(枕から顔を少し離して)もう〜!!恥ずかしいだろ〜!!ちくしょ〜!!」
【君】 「イッた顔・・・可愛かったよ。」
【神楽】「やめてくれよ〜!!意地悪だなぁ〜@@はぁ〜!!(と言いながら笑顔)」
【君】 「で・・・イッたの?」
【神楽】「もう〜!!イッたよ!!こんちくしょーめ!!お返しだぁ!!(・・・と
言うや否や、君の脇をグリグリ!!)」
【君】
「は・・・はははは・・・か、神楽・・・やめてぇ〜!!」
【神楽】「お返しだお返しだ〜!!このこのこのぉ〜」
end!!
風邪で寝込んでるというのに、こういう小作品なら書けてしまう。
「だったら本シリーズ書けよ」と言う声には、ひたすらゴメンなさい。(^-^;;;
因みにこれは卒業から8年後の神楽と@@君です。
こんなHが出来るまでには時間が必要だったってのが私のプロット。(^-^)
- 506 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/12 10:33 ID:???
- 秋深し、隣は「神楽 萌死脳内劇場」!!
→今回は >>502 さんの うPイラスト を受けてのスクランブル版。
「長い旅路」を経て、神楽と君は"ナニゲに"同棲を始めちゃったよ。
いや結婚に踏み切るには、ちょっと根回しの時間が必要な状況な
もんで、20代後半で同棲なんてユルい事しちゃってるけどさ。
でも帰り道、自分のアパートの窓に灯りがついてるって良いだろ?
【君】 「帰ったぞ〜!!」
【神楽】「おかえり〜!!」
妙にニコニコしてる神楽・・・何かあったか?
【神楽】「言われてた買い物しといたぜ〜!!あと炊飯器もスイッチ
入れといたぞ〜。」
【君】 「じゃ、後は『夕食作り 兼
個人料理教室』だなっ!!」
【神楽】「八百屋でさぁ〜『奥さん』って言われちゃったぜ〜!!
うれしいなぁ〜!!」
【君】
「な、言っただろ。髪を切っても神楽は十分"女"なんだよ。」
【神楽】「それやっぱり・・・良いHしたからかな?」
【君】 「いや、それは・・・」
頬を真っ赤にしてしまう君。
そんな君をイタズラっぽく神楽が上目使いで伺うよ。
続く!!
続き!!
- 507 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/12 10:36 ID:???
- 続き!!
【神楽】「その前にさぁ〜(はぁと)」
【君】 「??? ・・・お、おい・・・。」
いきなり上着を脱ぎ出す神楽・・・帰っていきなりかい?
まあ運命的な再会をしてからこっち、この間の連休の週末なんて
食料の買い出しで出かける以外、服を着ない生活しちゃったし。
【神楽】「今の君は〜♪ じゃん!!」
【君】
「・・・おいおい、もう11月になるんだぜ〜。」
脱いだ上着の下からは競泳用じゃないビキニの水着が現れたよ。
【神楽】「ピカピカに光って〜♪ じゃぁぁぁん!!」
【君】 「・・・何かあったのかな?」
【神楽】「新しい水着を買ったんだぜ!!@@に早く見せたくてさ!!」
【君】 「なにかい?オレが帰るまでそうやってたのかい?」
【神楽】「直前まで上着も着なかったんだぜ〜。」
【君】 「もう〜アンタは小学生かよ〜!!」
【神楽】「だって凄い嬉しい事があったんだぜ〜!!」
【君】 「???」
水着姿で奥の部屋にスキップして行く神楽。
揺れる胸、後ろ姿に映える引き締まったヒップ、そして無駄の
ない綺麗な脚が何かの嬉しさに飛び跳ねる・・・いいなぁ。
続く!!
- 508 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/12 10:38 ID:???
- 続き!!
戻ってきた神楽は何やらを後ろ手に隠し上目使いで君を見るよ。
胸の谷間が強調されて・・・あ「某所」がコントロール不可。
【神楽】「ふっふっふ・・・見て驚くな〜!!」
【君】 「何だ何だ〜?Hなランジェリーも買ったとかかぁ〜?」
急に真っ赤になる神楽・・・まだまだ純情なんだよ。
【神楽】「・・・ち、違うぞ!!」
【君】 「え?違うの?」
【神楽】「アタシ・・・そんなにHに見えるようになったかなぁ?」
【君】 「・・・それは良いとして・・・何だ?」
気を取り直して笑顔に戻る神楽。
【神楽】「うん・・・じゃぁぁぁぁぁん!!」
片手を付き出す神楽。君の目の前には・・・目録。
【君】 「・・・何の目録かな?$$石鹸株式会社って・・・?」
【神楽】「じゃん!!」
神楽が差し出したもう一つの手にある目録の中身に書かれたのは・・・
"特等賞、¥¥クラブメッド・カリブ海リゾートに泊まる旅"
続く!!
- 509 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/12 10:39 ID:???
- 続き!!
【君】 「・・・・・当たったの?」
【神楽】「うふふふふ・・・」
【君】 「いつ、こんなの応募してたんだよ〜!!」
【神楽】「@@の部屋に転がり込んできてさ、暫く何もしなかった
時にさ、ネットでプレゼント検索のページ見ててさ。」
【君】
「・・・すげぇ・・・。」
【神楽】「早速、水着を買っちゃったぜ!!」
【君】 「出発は・・・丁度いいや、年休貯めてたし。」
しげしげとパンフレットを見る君を、何故か真面目な顔をして
神楽が見つめるよ・・・水着と真顔・・・不思議な取り合わせ。
【神楽】「でさ・・・@@・・・真面目な話があるんだ。」
【君】 「・・・何だろう。」
【神楽】「この旅行・・・新婚旅行にしないか?」
【君】 「・・・でも・・・な。」
【神楽】「判ってる、ウチの親父、まだ面倒な事言ってるし。」
【君】 「あんな事があったんだ・・・無理もないさ。」
そう言って君は神楽の"例の傷"を見るよ。
水着になると露わになってしまう縫合の後も未だ鮮明なその傷。
【神楽】「で、でもさ・・・籍だけ・・・入れようぜ。」
【君】 「・・・良いのか?」
【神楽】「もう・・・人生の荒波は見るだけ見たよ。」
【君】 「・・・・・。」
続く!!
- 510 名前:ショート萌え 投稿日:02/10/12 10:40 ID:???
- 続き!!
【神楽】「もしさ・・・神様なんてのがいるなら・・・言ってるんだよ
@@と楽しい家庭を創りなさいってさ・・・。」
【君】 「・・・そうだな。何かがオレ達を・・・導いてるな。」
【神楽】「出発日にさ・・・入籍してから空港に行こうぜ。」
【君】
「ああ・・・そうしよう・・・"おまえ"。」
【神楽】「・・・"そうしましょうね・・・あなた"・・・」
そう言って君たち二人は深々と抱き合ったよ・・・でも。
【君】 「ぷっ!!」
【神楽】「ぷはははははは」
思わず吹き出してしまう君たち二人。
【君】 「合わねぇなぁ〜!!」
【神楽】「入籍したらお互い何て呼ぶぅ?ちょっとした難題だぜ。」
【君】 「"神楽"と"@@"だったからなぁ〜。」
【神楽】「ちくしょ〜、問題山積だぜ〜。」
【君】 「まあゆっくり考えるとしよう、メシでも作りながら。」
【神楽】「・・・そ、その前にさ。」
いきなり君にキスする神楽・・・水着の胸が・・・生々しい。
【君】
「・・・す、スイッチが入りました。」
【神楽】「食前の運動って良くないんだけどさ・・・でも(はぁと)」
数十分後「こんな布きれでもいい値段するんだな」と君は水着を
手に取りながらシゲシゲと見ていたよ。
end!!
- 631 名前:ショート萌え 投稿日:02/11/03 03:41 ID:???
- 雪の降る夜は「神楽 萌死脳内劇場」!!
それは布の感触じゃない・・・。
暖かく柔らかい肉体の感触で、君は目を覚ました。
【君】 「・・・暖かいね。」
【神楽】「そうだね・・・ゴメンよ@@、疲れてたんだろ?」
【君】
「いやぁ、疲れると逆に・・・な。」
【神楽】「だってイッた後に沈むように寝てしまうから・・・。」
【君】
「気持ちよかったぞ〜。失神したみたいで。」
【神楽】「もう・・・心配したんだぜ。」
【君】 「ゴメンゴメン・・・。」
一昨日からの西高東低の気圧配置は一気に冬の空気を呼んでいた。
布団の外は・・・もう裸では過ごせない乾いた寒さ。
【君】 「・・・なんだ、何か暖かいと思ったら、そのまんまなんだ。」
【神楽】「だって@@・・・寝ても元気だし・・・。」
【君】
「寝にくかったろ?それとも物足りなかったかい?」
【神楽】「・・・ばか。@@と出来るだけ繋がってたかったんだ。」
【君】
「いいよ、このままで。神楽の中って暖かくて気持ちいい。」
【神楽】「こうやってると本当に身体が一つになったみたいだな。」
【君】
「そう・・・体液を通じて・・・一つになってるんだ。」
続く!!
- 632 名前:ショート萌え 投稿日:02/11/03 03:42 ID:???
- 君は時計を見るために身を起こす・・・まだ夜中。
【神楽】「う・・・寒い・・・」
【君】 「おっと・・・布団被ろうか。」
ふと目が合う・・・どちらとも無く唇を寄せて・・・。
合わせた胸の間に唾液の糸が落ちた冷たさを君は実感するよ。
【神楽】「・・・あの・・・さ。」
【君】 「うん・・・。」
【神楽】「疲れてるのに・・・ゴメンな。」
【君】
「一眠りしたから大丈夫だよ。」
【神楽】「やっぱりアタシは・・・10年前とは違うのかな・・・」
【君】 「・・・違うって?」
【神楽】「あんな経験をしたから・・・もう身体で感じなきゃ
・・・満足できなくなったのかな・・・。」
【君】
「・・・ゴメン・・・俺が・・・もっと素直だったら・・・」
そういう君の口を、神楽は再び唇で塞いだよ。
長く深く・・・お互いの生気を吸い合うような強い口吻・・・。
続く!!
- 633 名前:ショート萌え 投稿日:02/11/03 03:42 ID:???
- お互いに呼吸を忘れて・・・思わず唇を離す。
【神楽】「忘れるためにするって・・・イヤだけど・・・ね。」
【君】
「違うよ・・・」
【神楽】「・・・え?」
【君】 「埋めるんだよ・・・失った10年を。」
【神楽】「・・・うん。」
【君】
「お互いの10年は・・・絶対忘れられないよ。」
【神楽】「・・・・・・。」
【君】 「多くの人が泣いてるんだ・・・忘れられないよ。」
【神楽】「その人達の為にも・・・幸せにならなきゃ・・・な。」
【君】 「そうだね・・・埋めて行かなきゃ・・・。」
そう言いながら、君と神楽は抱き合い、頬を摺り合わせたよ。
ふと神楽が微笑むと言ったよ。
【神楽】「・・・真剣な話をしてても@@って元気だな。」
【君】 「だって神楽が・・・締めてくるからだよ。」
そうして君と神楽は・・・身体の中の太古の海に・・・再び
深く深く・・・潜っていったよ。