- 599 名前:◆TearALOE 投稿日:2003/04/30(水)
15:01 ID:???
- あずまんが大王のエロ同人誌で勃ちますか?の54に捧ぐ
私たちは放課後の誰もいなくなった学校のいたるところでただ抱きあって一緒の時間を過ごした。
ともは私の胸に顔を埋め、今日一日、私と一緒にいられなかった時間に何を見て何を感じたか打ち明けてくれた。
時にともは肩に預けられた私の頭をかき抱き、髪を梳いてくれ私の苦悩や不安をやわらげてくれた。
私たちは何も隠さず話し、すべてを共に感じ、心を通わせあい深いところでひとつに重なった。
どうして神はひとつのこころをもつものをふたつのからだに分かちたもうたのか。
私たちは唇をあわせ、互いの舌を絡ませ、さらに深く交わろうときつく抱き合った。
場所が許せば互いの間にある遮蔽物も全て取り払うこともままあった。
文化祭の準備期間中には深夜の美術準備室に忍び込み、何も身に纏わずただ四肢を絡ませて眠った。
私はお互いの心臓を合わせるように背後からともを抱き寄せるのが好きだった。
そしてくすぐるようにくまなくまさぐっていると、ともは私の手に自分の手を重ねて胸へといざなう。
とものふくらみは私の手のひらにすっぽりと納まりながら、逆に私の手を柔らかく包みやさしく押し返してくる。
そうしていられるだけでしあわせだった。そうしていられる間だけがしあわせだった。
(1/5)
- 600 名前:◆TearALOE 投稿日:2003/04/30(水)
15:02 ID:???
- 「よみ、脱がすよ」
私たちは既にお互いの制服を脱がせあって下着だけの格好で抱き合っている。
「それってブラをってことか?」
「恥ずかしいか?」
ともが訊いてくるのももっともだ。○学○年の夏休みを迎える前に既に私たちの間には何の隠し事も無かった。
「うん」
私はふたりきりでこうしていても常識や理性という殻がまだ破れない自分が恥ずかしく目を伏せて小さくなった。
そうして小さく震えていると、ともはまず自分のブラを外し、そして私のブラのホックに手をかけた。
薄く瞼を開けると、目の前にともの控えめなふくらみとその頂点で充血し主張する先端があった。
背中にあるともの手が私の戒めを解き放つと、殻に包まれていた私の胸を風が撫でていった。
ともの手からパット入りのブラがどすんと重そうな音を立てて床に落ちた。
私は本当に自分を隠したくなって小さく丸まってしまおうとした。
「隠すな」
びっくりして目を開けるとともの真面目な顔がすぐ近くにあった。
「ほら」
ともは自分の胸の先端を私の胸の先端に合わせてから強く私を抱いた。
何がほらなのか分からなかったが……。
(2/5)
- 601 名前:◆TearALOE 投稿日:2003/04/30(水)
15:04 ID:???
- 「なんでこんなことしてるんだ?」
「こんなことって……。」
私は床に落ちたブラを見下ろす。
「……自信がないんだ」
精一杯努力したが声が震えていないように聞こえたかどうか分からない。
「そんなことないよ」
「こんだけ上背があって胸がないと変に見えるだろう。男が女装していると思われたり」
「そんなことないって」
「ともはそう言ってくれるけど、周りのみんながそう思っちゃくれないじゃないか」
涙の粒が二人の胸の間にはたはたと落ちる。ともといると弱い自分が表に出てきてしまう。
ともが悪いんじゃないのに、ともにこんなこと言いたくないのに。
「分かった。じゃあこれはふたりの絶対の秘密だ」
ともは両手で私の頬を包んで引き寄せると、そっと柔らかな唇で流れ続ける涙をすくって舐め取ってくれた。
私はそれが気持ちよくて声こそあげなかったが感情のままに泣き続けた。
(3/5)
- 602 名前:◆TearALOE 投稿日:2003/04/30(水)
15:04 ID:???
- 「いたっ」
私はびっくりして声をあげてしまった。
ともは私の涙が止まってもしばらくの間頬や首筋を唇で愛撫してくれていたが、やがて私の胸にそっと手を当るとこねるようにゆっくりと揉み始めた。
「マッサージすると大きくなるって言うだろ」
「ちょ、やだ。いた」
「私だって最初は痛かったんだからね」
私は先日、ともが初めて胸を揉ませてくれた時にじっと我慢していた様を思い出した。
気持ちよさに耐えていたばかりではなかったわけだ。ちょっと自嘲気味に笑みが漏れた。
「私はやっぱり自分勝手だ、ともに教えられてばかりだな」
「分かればよろしい。もうちょっとほぐれてくればきっと気持ちいいよ」
ともは私の手を掴むと胸に当てて誘う。
「これに関しては私のほうがちょっと先輩なんだからね。言うことききなさい」
(4/5)
- 603 名前:◆TearALOE 投稿日:2003/04/30(水)
15:05 ID:???
- 「あれ、このブラ……」
ともは私から剥いだブラをつまんで振った。ブラは力なくそよそよと揺れる。
「うん、もうパット入ってるときついんだ」
それはちょっと前までパット入りで使っていたブラだった。
「え、ひょっとしてそれって」
「とものマッサージのお陰かもな」
「なんでー?私全然効果ないよー」
「変だな、私の揉み方が甘いのかな」
ともは言葉をなくしてわなわなと震えている。
「まぁ、いいじゃないか。どうせこの胸はとも専用だし」
そう言うと私は泣きそうな顔のともを抱き寄せ、胸の谷間に埋めてやった。
(5/5)